やっと太陽熱温水器の製作に取りかかることができました。
太陽熱温水器は私が生まれたときにはもう既に取り付けてあったと思います。太陽熱温水器との関わりは古いのですが、壊れてからというもの、ずっと縁がありませんでした。
私のところで使っていたものと同型の太陽熱温水器を見つけました(左の写真)。なつかしい・・・。保温シートは破れていますが、まだ現役のようです。
父親が裏庭に丸太で台を作り、その上に温水器を乗せていました。一カ所の栓をひねるとお湯が出てきて、同時に給水もしてくれます。夏には沸かさなくても入れ、水でうめて入ることもしばしばでした。
それが20年以上も前に壊れてしまい、それ以来使っていません。確か水漏れがひどくなったと記憶しています。
捨てるのももったいないので、中の黒いパイプを取り出して屋根に乗せ、単独で温水器として使っていた時期もありましたが、しかりとした支えがないまま使っていたので、あるとき亀裂が入って破裂してしまいました。
また買えばいいのでしょうが、いかんせん高すぎます。いや、販売する側からすれば50万円ほどで販売しないと経営が成り立たないのは分かります。でも買う側からすれば高すぎます。寿命も20〜30年程だろうし。
お湯を沸かすときの燃料代や電気代を考えると、まだまだお得ではないようです。
良いことといえば、燃料を使わず、太陽の熱だけでお湯が作れるということです。これは環境にも気分的にも良いです。
私のところでは薪でお風呂を沸かしているので、燃料代はかかりませんし、薪もカーボンニュートラルなのでもともと問題はありません。
しかし毎年夏になると、この太陽熱がもったいないなあ、といつも思っており、精神的に良くない状態がずっと続いたので思い切って太陽熱温水器を作ることにしました。
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