目指すのは、食料とエネルギーの自給です。完全自給が出来れば申し分ないのですが、それは難しいことです。しかし、出来るだけ、自給を目指していこうというのがこのサイトの趣旨です。

近年、自給自足、自然エネルギー、環境問題などが話題になっていますが、生まれも育ちも片田舎である私にとって、これらはごく自然のこととして受け入れることができます。

昔は食料の自給自足は当たり前、家畜の餌は野の草や残飯で、食べたら出てくる糞尿は畑の肥やしに、明かりや煮炊き、風呂の燃料は炭や薪でまかない、水は井戸水で、・・・とまあ、完全リサイクル社会です。

ところが核家族が増え、工業製品があふれかえるようになったころから、徐々に暮らしが変化してきました。生活していくのに膨大なエネルギーを消費するようになったのです。これは人口増加に正比例したものではなく、生活スタイルの変化に比例、いや、指数関数的に増大しているのです。原因としては車、電化製品の普及、夜型生活の増加、都市部への人口の集中など様々です。

このままいけば、石油などの資源の枯渇、食糧の不足は免れません。もっとも恐ろしいことに、国はこのことに関して有効な方策が打てずにいるのです。もう国など頼っていられません。個人から融合型自給自足を始めます！

私の目指している融合型自給自足とは、今の生活を変えることなく、食料やエネルギーなどを自給することです。田舎にこもって作物を作るだけでなく、先端技術を取り入れた環境に影響の少ない自然エネルギーの利用や、インターネットの活用などです。一度にすべてを実行するのではなく、食料の自給、エネルギーの自給に分けて実践していこうと思います。