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自給自足の田舎暮らし

自給自足的コラム

支出を見直す 食費編

 

 

  

 

 

 

さて、今回は食費についてです。食べなくては生きていけませんから重要です。

 

都会で暮らしていると、農作物を育てることはほぼ不可能です。ベランダのプランターでちょっと作る程度では間に合いません。

やはり土地がいります。

土地があれば米も作れ、野菜も作れ、鶏や牛を飼うこともできます。

 

広さは一反(約992平米)もあれば十分でしょう。あまり広いと手入れが大変です。広すぎると高い機械を買わないといけなかったり、高いお金を払って人に頼まないといけなくなります。小さな機械で済む広さにするのがよいでしょう。

 

 

畑には季節のものをとぎれなく植えます。5mほどの長さで一畦ずつです。

もちろん無農薬です。

 

果物の木も植えます。柿、蜜柑、梅、花梨、などは放っておいても結構実を付けます。

 

さらに鶏を飼います。餌は残飯、庭に放しておけば勝手にいろいろなものを食べます。それだけでは足りないので市販の飼料もやる必要があるでしょう。

 

これで卵と鶏肉が得られます。もちろん卵を抱かせて増やします。烏骨鶏の卵ならば1こ500円にもなります。卵の販路を開拓すれば、結構な収入になります。

 

糞は「鶏糞」といい、発酵させて肥料にします。

 

鶏は養鶏場に行けば、廃鶏をただで譲ってくれます。廃鶏とは卵を産み続けて、もうあまり産まなくなって用済みになる鶏のことです。ただでもらえるからといって、ただで貰ってはいけません。なにかしらの気持ちを持って行きましょう。

 

牛も飼えますが、かなりの大食漢なので覚悟がいります。ヤギの方がおすすめです。でもヤギもかなり餌を食べます。

 

注意しないといけないのは、お乳は仔を産まないと出ないということです。意外と知らない人がいます。仔のことを考えると大変かもしれません。

 

ちなみに鶏は雌だけでも卵は産みますが、無精卵なのでいくら温めても孵りません。

スーパーなどで売られているのはほとんどが無精卵です。雄と交尾して産まれた卵は有精卵なので温めてやれば孵ります。有精卵の場合は栄養価が高いらしく、値段も高いです。

 

魚は川や海である程度のものはとれます。

調味料も作れます。味噌や醤油やマヨネーズなどもです。

初めは大変ですが、何回か作るうちコツが分かってきます。味噌なんかはもう市販のものは食べられません。

 

その他買わないといけないものはほんの微々たるものです。

これで食費はほとんどかかりません。

 

これだけのことをしようとすると、やはり住むのは田舎ですね。

 

 

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