いまや、ヤギを飼うことがブームになっています。
昔はどの農家でもヤギを飼っていて、のんびり草をはむ姿が見られたようです。ヤギの乳を飲んで大きくなった人も多くいました。
しかし近代化が進み、田畑が失われていくと同時に、ヤギの姿も見られなくなっていったのです。自給していたものが、お金を出して買うようになり、生活スタイルが変わっていったのです。
今や田舎の人でさえも、野菜や米などを買うようになってしまいました。
今、ヤギを探そうと思っても、なかなか見つけることはできません。
ヤギは、牛と比べて小さいので、えさも少しでよく、気軽に外に連れて行くことができます。乳も栄養価が高く、いろいろなものに加工して楽しむこともできます。糞は大豆のようにポロポロで、敷き藁と一緒に小屋の中で踏ませておけば、良質の堆肥になります。
それになんといってもかわいい!特に子ヤギはもうどうしようもないくらいかわいいです。あの唇、舌、鼻の感触、食べてしまいたいくらいです。
(皆さんついてきてますか?)
ヤギには大きく分けて、
日本ザーネン・・・乳用ヤギ、『アルプスの少女ハイジ』の
ユキちゃんです。
シバヤギ ・・・肉用在来種
沖縄の八重山で多く飼われています。
トカラヤギ ・・・肉用在来種
トカラ列島が産地ですが希少です。
韓国クロヤギ・・・肉用在来種
韓国で飼われています。
がいるそうです。
本土で飼われていたヤギのほとんどはザーネン種です。田舎の山奥に行けば、まだ希にヤギを飼っているのを見かけることはできますが、ほんとに希です。
しかし現在、驚くべきことに信州南部で年に一度、ヤギの競り市が開かれているらしいのです。ここでの子ヤギの値は平均4万円です。
高いといえば高いかも・・・。
でもきっと、飼ってよかったと思えるはずです。そんなに田舎でなくても、近くに草があれば飼うことができます。というより、犬が飼えればヤギも飼えます。
勝手にヤギを飼うことが、ブームになってることにしましたが、ヤギを愛する私は今月号の雑誌『BE−PAL』を見て勇気づけられました。
詳しくは『BE−PAL』6月号で。
他の記事も併せて、今月号は買いですよ。
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