5回目の脱皮を終えて緑色の体になりました。
目のように見えるのは、眼紋といって模様です。
目は下の方にある小さな穴だそうですが、ほとんど見えてはいないようです。
なかなかいい面構えをしています。
緑色の幼虫になってしばらくするとさなぎになる場所を探して歩き回ります。
場所が決まると、さなぎになる準備を始めます。
口から糸を出して体を固定します。
そしてタール状の糞をします。
お腹の中を空っぽにするためのようです。
そして5回目の脱皮をしてさなぎになります。
実はこの場面はまだ見たことはありません。
何でこんな形になるのでしょうか。
幼虫からは想像できない姿です。丸い頭がとがった頭になってしまうのです。
さなぎの色は褐色と緑色とがありますが、周りの環境によって決まります。これも保護色のためでしょう。
今回は枯れた竹にさなぎを作ったので褐色になりました。
キンカンの幹にもたくさんのさなぎを見つけましたが、すべて褐色でした。
ついに羽化の瞬間です。出始めは見逃してしまいましたが、抜け出そうと必死にもがいていました。
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