秋になり、カマキリの季節がやってきました。カマキリは日本に10種類ほどいるそうですが、裏庭にはオオカマキリ、ハラビロカマキリ、チョウセンカマキリ、コカマキリが住み着いています。
これらカマキリはいつもほとんど同じ場所にいて顔なじみになっています。
中でもお気に入りはオオカマキリです。
彼らは全く逃げようとはしません。かといってちょっかいを出しても攻撃してくるわけでなく、大きなカマを持ち上げて威嚇するだけです。
それが何ともかっこいい!
最近ではもう慣れてしまったのか諦めてしまったのか、簡単に手に乗ってくれます。
手にとってもあまり動かないので観察しやすいのでありがたいです。
どういう気持ちでいるのか、大きな目でこちらを睨み付けています。
カマキリもほかの昆虫と同じく複眼です。
複眼なので瞳があるはずはないのですが、黒い瞳のようなものが見えます。その瞳でこちらじっと直視します。
こちらが顔を動かしても目で追ってきます。いい顔です。キョロキョロと顔をよく動かすので見ていて飽きません。
この前観察しているといきなり糞をし始めました。初めてのことなので驚いてしまい、写真に撮れませんでした・・・。
糞は米粒より少し大きいくらいのコロッとした黒いものです。いくら慣れているとはいえ失礼なやつです。
おなかは大きくて破裂しそうな勢いです。さわると柔らかくてとても気持ちいいです。
もしかしたらハリガネムシが寄生しているのかと思いましたが、水につけても出てこなかったので、単に大きいだけなのでしょう。
でもだんだんとおなかの横側が裂けるような感じになってきているので少々心配です。
何かに寄生されてなければいいのですが。
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