田舎で暮らしていると、いろんなハチを見ることが出来ますが、いちばんやっかいなのがこのスズメバチです。
スズメバチにもいろんな種類がいますが、怖いのはオオスズメバチとキイロスズメバチです。裏庭の水たまりによく水を飲みに来るのはオオスズメバチです。体長5cm以上のものもいます。
近くで見ると顔がでかいです。お面のような顔をしていて、鋭いアゴと大きな目でこっちを見られると背筋がぞっとします。基本的にはこちらが手を出さない限り、何もしてきません。
スズメバチは果物や樹液を食料にしていますが、昆虫の肉も食べます。他の蜂の子や、イモムシなどがよく襲われています。
ハチは黒くて動くものに反応して襲ってくるといいます。経験上、巣の近くでない限り、スズメバチが近くに来てもじっとしておくと何もしてきません。あわてて手で払ったり、急な動きをすると、ハチは攻撃してきます。
一匹しかいなくて運良くたたき落としたとしても、やっかいなことになります。ハチの体内からフェロモンのようなものが出て行き、仲間を呼んでくるのです。こうなったら逃げるしかありません。
そうならないためにもハチにあったら動かない、どうしようもなかったら50m以上全速力で逃げるということを心がけてください。素手でスズメバチには勝てません。
裏庭でたまに見かけるスズメバチは、単に水を飲みに来ているだけなので、そっと観察しているだけなら何もしてきません。でも近くで見るとやはり怖いです。
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