田舎でつくろう!      自然の恵みを最大限に利用する

自給自足の田舎暮らし

田舎の花・虫・小動物たち

スズメバチに刺されたら@ 

 

オオスズメバチ

 

 

 

 

 

私も実はスズメバチに刺されたことがあるのです。

 

痛いのなんのって!子供の頃なのでかなり昔になるのですが、あの痛さは忘れません。

 

ウソです。もうすっかり忘れてしまいました。かすかな記憶を辿ると・・・

 

そのとき私たちは村のお宮で『缶蹴り』をして遊んでいました。『缶蹴り』とは、鬼を一人決めて、決められた場所に空き缶をひとつおき、空き缶を逃げる役の人が蹴り、その缶を鬼が元の場所に立てるまでに、逃げる役の人が隠れるのです。鬼は一切手を使ってはいけません。

 

缶を立て終えたら鬼は隠れた人たちを探しに行きます。見つかったら鬼に捕獲されますが、仲間が鬼に見つからないように、鬼が立てた缶を蹴飛ばせば、またみんな開放され隠れることが出来るという、ほぼ終わりのない、鬼にとっては残酷な遊びです。

 

この遊びをすることになり、私はジャンケンで勝ち、隠れる役になったのです。何度か鬼に見つかり捕獲されましたが、その度ごとに仲間が助けに来てくれて逃げることが出来ました。

 

何度目かに逃げて隠れたとき、運悪くスズメバチの巣の近くに行ってしまったのでしょう。目の前に2匹のスズメバチが表れたのです。

 

このお宮にはいろんな虫が生息していて、スズメバチも住んでいました。このことは前から分かっていたのですが、誰も気にすることなく、スズメバチと共生していました。

 

ところがそのとき、私がその均衡を破ってしまったのです。スズメバチにしたらたまったものではありません。いきなり自分より大きな生き物が、巣の近くに突進してきたのですから。攻撃せざるを得ません。私がスズメバチだったとしても攻撃したでしょう。

  

 

次へ

 

田舎でつくろう!トップ   田舎暮らし   自然エネルギー   

 

Copyright(c) 2006  田舎でつくろう! All Rights Reserved