冬虫夏草というものをご存じでしょうか。虫に菌がついて成長しているものです。もちろん虫は死んでいます。
見つけたのはセミの幼虫から発生したものです。普通に裏庭や山で穴を掘っていてよく見つけます。セミの幼虫に寄生しているのが多いですね。
左の写真のものはあまり綺麗な冬虫夏草とはいえません。
虫とキノコが合体した様子は、冬は虫で夏は草と、転生する生き物を連想させます。それでこのような名前が付いたのかどうかは不明ですが。
冬虫夏草は、最初生きている虫に胞子が付き、虫の呼吸器・消化器などの軟らかく侵入しやすい所から入り発芽します。発芽すると虫が死に、その虫を栄養として成長します。
冬虫夏草は漢方薬として有名ですが、チベットや中国の高地で得られるものが珍重されるようです。そして日本にも存在します。
調べてみると、冬虫夏草は強精剤として使用されています。マムシ、スッポンなどとは比べものにならないほどの効果があり、しかも即効性で副作用もないそうです。
成分にはいろんなものが含まれていますが、メラトニンといわれる不老長寿の成分も検出されているようです。なんだか夢のような漢方薬ですねえ。ただ、人工的に培養された冬虫夏草は漢方薬とは認められていないそうです。
服用の仕方は、煎じて飲む、粉末にして飲むというのが一般的です。
私は多分・・・・・飲みません。
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