もうエンドウの芽が出てきました。
うちで育てているのは、アラスカというグリーンピース用のエンドウと、サヤごと食べる普通のエンドウと、もっとサヤごと食べやすいスナックエンドウと、古代エジプトで栽培されていたというファラオのエンドウです。
それぞれに特徴があり、なくてはならないものです。でもファラオのエンドウは興味本位と、種を絶やしてはならないという思いから育てています。
このエンドウはサヤは食べずに種を食べるのですが、サヤも種も少し紫がかっていて、豆ご飯にするとまるで赤飯のように鮮やかな色になるのです。食べるといつもの豆ご飯です。
うちの場合は、アラスカは豆ご飯に、普通のエンドウは卵とじに、スナックエンドウは茹でてマヨネーズでと、だいたい食べかたが決まっています。もちろん他の調理法でも食べます。
エンドウの時期になると、ほとんど毎食エンドウが食卓に並びます。
私のところでは、旬のものをたらふく食べることが当たり前のことになっています。ですからタケノコの時期には毎食タケノコ、カボチャの時期には毎食カボチャと、たらふく食べ続けます。しかし不思議なことに全く飽きません。
旬のものには勢いがあり、料理の支度の時でも、食べても生命力を感じることが出来ます。時期をずらして無理矢理栽培したものは、貴重さは感じますが、あまり生命力を感じません。やはり旬のものは魅力的です。
エンドウの芽は小さいときには食べることが出来るそうです。でももったいないので、まだ食べたことはありません。エンドウは実が出来はじめると、どんどん出来はじめます。毎日収穫することが出来ます。花もスイトピーと同じでかわいらしく、そこに集まる蝶などの虫も観察して楽しむことが出来ます。
時期が来て実が出来なくなると、種を残して後はヤギにやります。ヤギはエンドウは大好物です。全く捨てるところがありません。まあ、家畜を飼っていれば、作物はすべて捨てるところはないのですがね。
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