花びらが落ちると収穫です。茎ごと抜いてしまうのでジャガイモの種まで育つことはありません。増やすにはイモがあればよいので、種は必要ないのです。ちなみに種はトマトを直径1cm位にした緑色のものが出来ます。
実はジャガイモとトマトはよく似ているのです。20年以上も前に、似た植物同士を無理矢理掛け合わせる細胞融合という技術が流行ったことがあって、この技術でジャガイモとトマトを掛け合わせてできたポマトという植物が存在したのです。
このほかにもキャベツと大根を掛け合わせていました。しかし出来た野菜は、両方の特徴を併せ持っているのですが、野菜としてはイマイチでした。
今年のジャガイモは結構たくさん取れました。まだ種芋もしっかりとしています。食べられないこともありませんが、全く美味しくありません。しかし例外として、里芋の種芋は食べることが出来ます。便利ですね。
ネコ車に3杯も取れました。あとはむしろに広げて陰干しし、保管します。光に当てて乾燥させるとジャガイモの表面が緑色になり、ソラニンという毒が生成されるので注意が必要です。
よく知られていることですが、ジャガイモの芽にも毒が含まれるので、もし芽が出たジャガイモを調理するときは、芽を取ってから調理して下さい。とは言っても市販されているジャガイモは、芽が出ないように薬が掛けられているので、芽が出るのをほとんど見ることが出来ないでしょうけれど。
薬のかかったジャガイモを食べるのと、毒のある芽を取って食べるのとどちらが安全なのかは分かりかねますが、私なら、後者の方が納得して食べることが出来ます。
収穫した日の夕食には、もちろん新じゃがを頂きます。新じゃがは手で皮を剥くことが出来ます。すごい薄皮です。新じゃがに火を通すとほっくりとしてまるで栗のようです。でもさすがに味は違います・・・・。
じゃがいもっていいですね〜。
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