紫タマネギも植えています。土作りで甘くなったり、辛くなったりするので不思議です。
タマネギは血液をさらさらにするらしいです。また、怒りやすい人にはタマネギを食べさせろと昔からよく言います。
タマネギの種を蒔いて芽を出させてから、植え替えます。ひょろっと髭のような芽です。
植え替えてから肥料をやりますが、タイミングと量を間違えると、うまく玉になりにくく、大きくもなりません。ポイントの一つとしては、収穫前に一気にやるのがいいようです。
収穫して保存をするために、葉の部分を切り落として数個に束ね、軒下に吊しておきます。少し暖かくなってくると芽が出てきます。これはしょうがないです。
こうなると、早く食べないと発芽に養分が使われてしまい、スカスカになってしまいます。しかし、芽の部分もしっかりと食べられるので、無駄にはしません。
ところが、芽が出てしまうと長く保存できないので、最近では芽が出ないようにする芽止め剤を使うようです。市販のタマネギにはおそらく100%使用しているでしょう。買ったタマネギは、いつまで経っても芽が出ません。
以前北海道に行ったとき、見渡す限りのタマネギ畑に、驚くほどたくさんのタマネギが並べてあって、これから箱詰めかなと思っていると、大きな機械がやってきて、タマネギに霧吹きのようなもので、液体を吹きかけていきました。収穫後に散布していたので、芽止め剤だったのだと思います。
気持ち的には何もしない方がよいのですが、農家の人からすれば、保存が利かないので仕方ないのかもしれません。
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