以前は畑に栗の木を植えていましたが、毎年虫が付くようになって、実を食べる頃には虫食いだらけで食べられなくなってきたため、やむなく切ってしまいました。
今では裏山のヤマグリを拾いにいくのが、栗の収穫の唯一の楽しみになりました。
山に生えているのは、ヤマグリまたはシバグリといいます。ちょっとネットで調べたのですが、複雑すぎて断念。私の勝手な思いこみで書きます。
栽培されている栗は大きな実があるのですが、病気や虫に弱く、消毒は欠かせません。けれど大きな実がなるので、皮も剥きやすく、栗ご飯などにもしやすい種類です。
ヤマグリは病気や虫に強く、勝手に実をつけます。実は小さく皮も剥きにくいのですが、とても甘く、深みのある味わいが楽しめます。
ヤマグリの場合は、茹でで食べるのが一番美味しいと思います。
(このときは別の用で、たまたま手袋をしてました。)
ヤマグリ拾いで一番気を付けなければならないのは、拾いにいくタイミングです。ちょっとでも遅いと、イガはあるのに実がないという事態になります。
それは、ネズミやイノシシなどが先に食べてしまうからです。その代わり、先に拾うことが出来たら、はち切れんばかりに見事に膨らんだ実を取ることが出来ます。
早速塩ゆでにします。そしてそのままかぶりついて中身を食べます。いや〜、幸せです。この小ささもたまりません。
しばらくしてまた山に行くと、もう栗はありません。でも今年は勝ちました(笑)。
動物たちも生きていかなくてはいけませんから、あまり神経質になってはいけませんね。
基本的に山の持ち主に断ってから、山の幸はいただきましょう。
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