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果樹

イチジク 

 イチジク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イチジク

 

 

イチジクは無花果と書きます。

花のない実ということですね。

 

いや、そんな訳ありません。実に見えるものの中に花が咲いているのです。そうなると受粉は、なかなか難しくなります。

 

そのためにイチジクコバチという虫が、専門に受粉を行うそうです。かなり前にTV番組「所さんの目が点」で取り上げていました。

 

そうそう、この番組、私の興味のあることばかりわかりやすく説明してくれていて、毎週録画してみています。最近は録ったままみていないのですが。

今週は何がテーマかわくわくしながら再生できます(笑)。

 

イチジクを食べたときの、あのジャリジャリとした歯ごたえがたまらなく好きで、甘さは二の次です。

 

これも畑でもいで食べます。もぎ取ると、茎から白い液体が出てきます。さわったまま放っておくとかゆくなります。

 

イチジクには私の知る限り、西洋イチジクと日本イチジクがあり、甘さが違います。

 

西洋イチジクは実は、大きく強度がありますが、日本イチジクほど甘くはありません。日本イチジクは、実は小振りで崩れやすいですが、糖度は高いです。

 

どちらもあまり区別せずに食べてしまいます。そのまま食べても、乾燥イチジクにしても、ジャムにしてもおいしく食べられます。たくさんなりすぎても、ジャムにしてしまえば保存が利くので、とれすぎて困ると言うことはありません。

 

(冬になり葉が落ち、取り残したイチジクが、自然に乾燥イチジクになっています。)

 

イチジクの木はいろんな面で弱く、手入れが欠かせません。

 

でもほとんど手入れしてません。カミキリムシの幼虫が幹を食い荒らし、すぐ枯れてしまいます。病気にも弱く、すぐ枯れてしまいます。

 

しかし繁殖力はすさまじく、増やすには苦労しません。枝を曲げて、一部分を土に埋めておけば、じきに根が出てきます。そこから切り取って新たに植え替えてやれば、新しい木のできあがりです。

 

剪定と殺虫、消毒をきちんとしてやれば、毎年見事な実が安定して収穫できます。そこまでしなくても、ほったらかしで結構食べられるので、これからもいまのままで行くつもりです。

 

 

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